第一回コラム

唯樹 只埜さんのコラム


さて、コラムという物を書けるほど文章に明るいとは思えないが、
面白そうな企画なので参加してみる事にした。

一回目の御題は「作品中に於ける人物の"死"について」という事で、
真面目な文章は他の方に任せるとして、適当に書いてみようかと思う。

まぁ"死"つったって、色々あるわけで。
次のセリフが「えー!死んだー!?」とかならギャグ漫画だし、
ヨン様が寂しげに微笑んでたら所謂韓流だろうし(見たことないけど)
死んだ直後に棺おけを埋めるシーンになれば洋物ホラーかなんかじゃないだろうか。

少女漫画なら格好よく死ぬし(大抵ヒロインの女性に微笑みかけたりしながら。
そこまで出来るなら避けろよ、とか突っ込みたくはなる)
少年漫画でも格好よく死ぬ(悪役が自分の人生を語りだしたら要注意だ!)

感動物と銘打った映画なら、まぁ十中八九主人公の親友か彼女だ。

いや、ステレオタイプな決め付けと解ってはいるが。

とまぁ、ありとあらゆるシチュエーションで、ありとあらゆる人が死ぬ。
(チャーリー・シーンがやったパロディ映画で
「やった!今までの映画の中で一番人を殺した!」
というシーンがあった気がするなぁ。あれもアイロニー的自虐だったんだろうか)

その中で更に殺すのは、中々骨の折れる作業だろうなぁ、と思う。
作業などと言うとお叱りを受けるかもしれないが…。
結局、どう感情移入させ、尚且つ上手く殺すか、というのは作業に他ならない。
ノンフィクションの場合は別として、だが。

それが上手ければ人は感動するし、泣くし、笑うし、怒る。
エモーショナリズムを上手く突ける。
(まぁツボのように突く物でもない気がするが)
一番安易で古典的な手である事は否めないが…
つまりは密室殺人と同じで、効率的で効果的なのだろう。

とはいえ、上手く人を殺す作品ばかりとは言いがたい。
安易かつ古典的であるが故に、失敗も数多い。
「またかよ」「マンネリ」「やっぱそこで死ぬのね」というような
感想は数多く見かける。

そりゃ、それだけ昔からやられてる事を今更トレースされても、
といった至極自然な感想、としか言いようがない。
上で述べたように、いかなるシチュエーションでも、
いかなるキャラクターでも死ぬのを見てるんだもの。
今更縦じまから横じまになるハンカチの手品見て驚けってほうが無理だ。
(まぁあの手際の良さに驚くことは出来るかもしれない)

さて、一体何が言いたいのかわからなくなってきたが、
別に何が言いたいわけでもないので、
投げっぱなしジャーマンで終わろうかと思う。

死について上手く扱ってるな、と思う作品を紹介する事も考えたが…。
まぁそういうのは心のうちにしまっておくほうが賢明だ。
個人個人で楽しめる作品があれば、それでいいじゃないか。

(最後になるが、私の文章に( )が多いのは、癖と言うのもあるが、
文脈を理解しにくくする為というのが大きい。そうやって下手な文章を隠すのだ)
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by bungeisai | 2005-09-18 21:42 | 第一回コラム


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