第一回コラム

Rouxさんのコラム


コラムの執筆依頼を受けたのはいいんだけど
難しいなぁと思いながらこの文章を書いています。
とはいえ、頼まれたものですので私が思うところを書きたいと思います。


私が思う『人物の死』というのは、
web作品に限らずですがそこから物語が始まったり、
新たな進展を迎える『きっかけ』になる事が多いと思うのです。
2時間ドラマなら捜査官の犯人探しが始まるし、
映画ならその『死』をきっかけに新たな展開になるでしょうし。

このコラムを書いている間に
BUMP OF CHIKENの『K』を聞いていたのですが、
この曲の中でも飼い主が死んでしまってその手紙をネコが届ける、
という展開に移るのも『きっかけ』なんだと思います。

逆の見方をすれば、この『きっかけ』を利用して
話を進めようとする作品もあるでしょう。
安易に話を進める手段にもなるので
扱い方一つで簡単にもなりえるし、
深く掘り下げていくのであれば難しくもなる。
それは作品を作る人次第だと思います。

web作品に特化して見てみると、人の死を扱った作品は
何かと話題になることが多いと思います。
人の死をどうとらえるかで作風も変わってきますし、
人の死をある種オブジェのように扱った作品もありましたし。
テーマにしやすいのもわかるのですが、
作品を見た人たちの感想も千差万別でしょう。

でも思うのです。
『死』を扱った作者さんの心情を理解するのは難しいかもしれませんが
作品を見て何かを考えるきっかけにもなりうるのも事実だと。
それこそ最近話題の『インスパイヤ』なのかもしれませんが
本当の意味での『インスパイヤ』なら、作品を作った人も作った甲斐があるのではないでしょうか。


長々と書いてしまいましたが、
私が思う『作品中における人物の"死"について』を
しめさせていただきたいと思います。
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by bungeisai | 2005-09-18 21:38 | 第一回コラム


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