第六回コラム

ワシ@部屋長さんのコラム



参加された皆様、お疲れ様です。
私的感想、遅れております、ダメなあたい……。
近いうちに必ず最後まで書きます、万が一、このような乱筆の感想をありがたくもお
待ち頂いている方がいらっしゃいましたら、どうぞ今しばらくお時間をいただけまし
たら幸いです。

さて文芸祭、今年もさまざまな作品がございました。
詳細は先の感想のほうで書かせていただきたいなあ、と考えておりますが、個人的に
「結局、『文章系』と呼ばれるものが、実にしばりのない、あやふやなジャンルであ
る」ことがまた実証されたのがよかったのでは、と思います。

当たり前なのですが、クリエイティブとはカテゴリーから生まれるものではなく、ク
リエイティブからカテゴリーは意味づけられるものです。
仮にピカソが「おれ、今度キュピズムの絵、書くわ」なんて言い出したら、誰も彼の
作品を認めなかったはずです。
彼が作り上げたスタイルこそが、のちに「キュピズム」的だったと評価される、そこ
にクリエイティブの原点があり、価値があります。

もちろん見る側にとっては、カテゴライズされたイメージというのはある種の選別
上、有意義になります。
ただクリエイティブを行う主体がそれでは、やはり自由な発想を束縛するひとつの要
因となるのかと思います。
現在、個人製作動画界では「アニメ系」やら「MG系」やらと、安易なカテゴライズ
と、カテゴライズに基づいた発想がうごめいているように思えます。

その中でももちろんすばらしいものは誕生し、我々を楽しませ、何かを感じさせ、発
想を生み出す起因となっているのですが、全体として「そういった雰囲気」になるの
は、コミュニティの停滞を生む恐れがあります。

文芸祭の「しばり」は、「しばり」自体を問題提起していることに価値があると思い
ます。
それはドラマであり、物語であり、デザイン的表現でもありうる、その自由度がその
ままクリエイティブの主体とコミュニティの参加者を悩ませ、考えさせ、次の発想へ
と向かう力を生み出しているのではないでしょうか?

参加された皆様、またコミュニティにて楽しまれている皆様、ぜひともこの「ゆら
ぎ」あるカテゴリーを大事に育ててくださいませ。
そのあやふやさが、また次の新しい作品を生むはずです。

このたびはすばらしいアイディアを拝見させていただきまして、誠にありがとうござ
いました。
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by bungeisai | 2005-11-15 23:10 | 第六回コラム


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